A1タイプ(前重心 × 内側軸)の
特徴・生活指導・施術方針
「押す」動作で、本来の力が出やすいタイプ
あなたの身体には、生まれ持った「自然な使い方」があります。廣戸聡一先生が体系化された 4スタンス理論では、それを四つのタイプに分けて考えます。このページでは、A1タイプ——前重心 × 内側軸 × クロス——の方の身体の特性と、当院での施術・生活指導の考え方をご紹介します。
ご予約・ご相談 048-689-3358こんな傾向は、ありませんか?
- 物を「押す」動作のほうが、しっくりくる
- 立っているとき、重心がつま先寄りに落ちる感覚がある
- 身体の内側に力が乗る感覚が強い
※ ここに挙げた項目は「気づきのきっかけ」であり、タイプの判定ではありません。自己判断では誤判定の可能性があります。正確なタイプは、ご来院時の検査でお伝えします。
A1タイプの、基本の 3要素
A1タイプは、重心が身体の前寄りに、軸が内側に通るタイプです。「押す」動作で本来の力が出やすい、という傾向があります。同じ動作でも、タイプが違えば、力の出やすい身体の使い方は変わります——一つの正解をすべての方に当てはめるのではなく、あなたのタイプに沿った使い方を知ることが、出発点になります。
A1タイプの方への、生活指導
身体の特性
A1タイプは、4タイプの中で最も大きな重心移動でパワーと軸を発揮します。膝が内側に寄り、脇を締める肘の位置も身体の内側になるのが自然な構えです。周囲から姿勢を指摘されることもありますが、A1にとってはそれが自然体です。
前軸のクロスタイプなので、胸の前側に余裕を持たせるぶん背中がやや丸く見えることがありますが、これも A1にとっては自然な形です。前重心のため素早く前に出る動きに長け、第一歩目の速さとフットワークに強みがあります。欧米式のジムトレーニングとは比較的相性が良いタイプです。
身体の使い方のポイント
- 股関節は、外側にひねる動き(外旋)で負担が出やすいタイプです。脚を開くときは、ひねるのではなく、股関節から横に開く動き(外転)で行うのがおすすめです。
- 足裏を伸ばす動き(底屈。ヨガのポインティングやバレエのつま先立ちのイメージ)を意識することが大切です。
- 前重心の軸となる「膝」と「みぞおち」の 2点を、常に軸の上に揃えることが肝要です。前に出るときも、みぞおちと膝を先に前へ出す意識を持ちます。
しゃがみ方・中腰
ヒップファースト(股関節から先に動かす)。股関節の前側(鼠径部)を後ろに引きながら重心を落とします。膝は前に出しません。顎は引きます。
座り方
みぞおちを立てて伸ばすように保ちます。背もたれに沈み込むと軸が崩れやすいため、座骨で座面をとらえる意識を持つと安定します。
立ち方・歩き方
立つとき・歩くときは、体重を受ける位置を意識してみてください。A1タイプが重心を最も安定して支えられる一点(パワーポイント)は、下の図の位置になります。
重心を置く位置(パワーポイント)は、つま先側の内側(土踏まずの前・内側あたり)です。そこから伸びるライン(パワーライン)は右上から左下への斜め方向に通り、肩と腰が対角にねじれるクロスタイプの動きと対応します。
図:A1タイプのパワーポイントとパワーライン(右足の足裏を下から見た図)
A1タイプの方への、当院の施術方針
当院の施術方針
足のアーチを整えて甲の高さにアプローチし、リスフラン関節(足の甲の中ほどにある関節群)を中心に、足底全体の動きが出るよう調整していきます。内側で安定して立てる状態を目指します。
ご自身でできること
足裏の筋肉を使って、A1のパワーポイント(土踏まずの前・内側あたり)で自重を支えられるよう意識します。足の裏全体を意識し、足指で軽く握るような使い方(噛み指)を大切にします。
※ 同じ A1タイプでも、症状やお身体の状態によって施術の内容は変わります。ご来院時の検査で確認したうえでご案内します。
あなたの本来のタイプを、正しく知るには
本来のタイプは、ご来院時の検査でなければ正確には判定できません。当院では、構造医学と 4スタンス理論を組み合わせた施術で、あなたのタイプに合わせた身体の使い方をお伝えしています。
完全予約制(1日7名まで)
あわせて読みたい
※ 4スタンス理論の各タイプの詳しい特徴・適性運動・推奨フォームについては、廣戸聡一先生のご著書をご参照ください。本ページの記述は同書を参照のうえ作成しています。当院では、ご来院時の検査でタイプを判定したうえで、お一人おひとりに合わせた身体の使い方をお伝えしています。